境界には、いくつかの種類があります。
筆界、所有権界、占有界とあります。
筆界とは、登記記録に記録されている一筆一筆の「境(さかい)」のことです。
よって、国が決めた「境(さかい)」です。土地家屋調査士は筆界についてのプロです。
所有権界とは、土地の所有者がブロック塀等で区画している「境(さかい)」です。
一般的には、筆界と所有権界は一致します。
筆界と所有権界が異なる場合に問題になります。
筆界は、不動であると言われています。いわゆる、位置を変更できません。
所有権界は、所有者の意思に基づき、位置が変わります。
異なる場合の解決方法はあります。(取得時効も関係し難しいです。)
筆界と所有権の違いについて、なかなか理解していただけないのが現実です。
☐最善の解決方法
筆界を確認したのち、所有権界に合わせて分筆登記をする。