登記簿地積は、原則明治時代に求めた面積のままであることが多いです。
ということは、現在測量をすると登記簿地積と一致することは稀です。増減が生じます。
例えば、登記簿地積(300㎡)で境界確定面積(315㎡)だとします。
15㎡面積が多いことがわかった。
登記簿地積と境界確定面積を一致させますか?
一致させる登記を地積更正登記といいます。
法律上は国民に登記することを義務化していません。
☐地積更正登記する前に考えないといけないこと
◯面積が増えた場合
メリット:登記簿地積と実際の面積が一致する。法務局に地積測量図が備え付けられる(永年保存)。
デメリット:固定資産税が増える。(理由:登記簿地積に基づいて課税されているため)
◯面積が減った場合
メリット:登記簿地積と実際の面積が一致する。法務局に地積測量図が備え付けられる(永年保存)。固定資産税が減る。